バルコニーの主な活用法は洗濯物を干すことが一般的です。最近では、外観に気を使ったり、プライバシーの保護を考慮してバルコニーに洗濯物を干さず、乾燥機や室内干し場を利用することもありますが、やはり主流は外干しです。そのバルコニーの床材はどのようなものがあるのでしょう。値段的に考えてリーズナブルなものはやはり、木材です。
しかしながら、木材は塗装を年に1度程度行わないと退色や変色、更には腐食の恐れがあり大変に危険ですし、維持や管理に手間がかかります。その欠点を補うのが樹脂素材です。水をはじきますし汚れも目立ちにくく、またカラーリングも木材に比べ豊富にあるため人気が有ります。でも、この樹脂剤の欠点として滑りやすいことが挙げられます。
急に雨が降って洗濯物をあわてて取り込もうとしたときに、滑って転ぶ危険があります。若いうちはまだ良いかもしれませんが年を取ってからとなると大事になることも考えられます。そこで、最近人気が出てきたものがバルコニータイルです。バルコニータイルはその名の通り、バルコニーにタイルを敷き詰めたもので見た目も綺麗で汚れは拭き取ることで簡単に落ちますので手入れも簡単です。
耐久性も抜群ですので目地が切れるまで雨水の浸水の心配もありませんので、長く使うことが出来ます。また、バルコニータイルは、雨水や打ち水などを太陽光の輻射熱によって手早く蒸発させる機能もありますので乾燥が速く、更には夏の暑いときなど気化熱を奪うためバルコニーを涼しくさせることも出来ます。