フロアコーティングには幾つかの種類が有ります。この種類と言うのは、フローリング床の表面に塗布する特殊な塗料の種類であり、水性ウレタンコーティング、ガラスセラミックコーティング、ウレタン塗料コーティング、シリコンコーティング、UVコーティングなどの種類が有ります。フロアコーティングの特徴は表面に被膜を作るため、傷に強い事、耐水性が有る事、そして長期間綺麗な状態を維持出来るなどです。一度施工をする事で、30年近い耐用性を持つタイプも在ります。
市販ワックスと言うのはお手頃価格でフローリング床を磨くことが出来ますが、市販ワックスは3ヶ月から6か月、長いものでも1年程度で耐用性は薄れてしまうので、その都度施工をして行く必要が有ります。また、市販ワックスは表面に光沢を持たせるなどの目的で利用するものですので、フロアコーティングのような傷に強い事、耐水性が高くなると言った機能は在りません。尚、フロアコーティングは種類により硬度が異なります。硬度と言うのは被膜の硬さの事を意味しており、一般的には鉛筆の硬度で表示されているケースが多く、シリコンコーティングなどでは4H~6H、ウレタン塗料コーティングやガラスセラミックコーティングなどでは4H~7Hなどの硬さが有るので、椅子を引きずってしまった時なども床に傷が付き難くなると言うメリットを持つのです。
尚、硬度が6Hとなっている場合、鉛筆の6H程の硬さが在ると言う事なのです。