床を傷や汚れから守り、新築のようなピカピカの状態を長期間にわたって保ってくれるフロアコーティング。手入れの手間が省けることから人気が高く、施工を検討している人も多いことでしょう。ただしフロアコーティングは素材の違いでメリットが異なってきます。ですからフロアコーティングの施工を考えているのであれば、まずその特徴をしっかりと把握することから始めることが大切です。

フロアコーティングに用いられる素材は、大きく分けてシリコンなどの油性系とウレタンなどの水性系の2種類からなります。油性系は耐久性が高いのが特徴で、10年以上にわたって品質を保つことができます。油性系のコーティング剤には有機溶剤が含まれることがあり、シックハウス症候群などの症状が現れるのを心配する人もいるかもしれませんが、最近は有機溶剤を含まないタイプのものが主流になってきているので、そのあたりは安心して使用することができるでしょう。水性系のものは耐久年数が短いのがデメリットですが、安価な金額で施工できるうえ、長期間の使用で耐久性が落ちた場合でも再施工がしやすいというメリットがあります。

また油性系のものと比べて、施工中の刺激臭が少ないのも水性系のコーティング剤の良いところです。フロアコーティングは人気の高まりと共に施工業者の数もどんどん増えていますが、残念ながら質の悪い業者もなかには存在します。ですから施工保証がついているなど、アフターフォローがしっかりとした業者を選択することも非常に大切です。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です